立体視レンダリング技術(3D視覚)の説明
立体視レンダリング(3D視覚)とは、再構成後のボリュームデータを立体的な視覚でレンダリングする方法です。 立体感は人が物体を見る時の両眼視差によって得ています。 両眼視差とは、右目と左目で見える像の位置、あるいは視点方向における差異により起きる両眼像のずれの事を言います。この両眼視差により、物体や空間の奥行きを知覚することができます。※下図を参照
上図は、立体視レンダリングの一つの例です。この例において、赤い部分は左目で捉えた画像で、青い部分は右目で捉えた画像となります。実際の立体視レンダリング結果は、左目の像と右目の像を高速交換して表示しますが、この例では左目の像と右目の像に色を付けて合成像として表示しました。
TomoShop®の立体視レンダリングは、NVIDIA® 3D Vision™ テクノロジーを使用する事によりより高精度な立体感を実現しております。
TomoShop® ソフトで立体視レンダリング機能を使用するのに必要な使用環境を下記に示します。
1) TomoShop® の使用環境
- OS: Windows 7/8/8.1/10 の 32ビット/64ビット版
- メモリ: 4GB以上
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 480 以上
2) 3D Vision対応ディスプレイ
- 垂直リフレッシュレート120Hz液晶ディスプレイ
3) NVIDIA® 3D Vision™キット
- IRエミッター
- ワイヤレスグラス
- NVIDIA® 3D Vision™キット (詳細サイト)